遠赤外線ヒーターの「サンルミエ」、評判はいいけど種類が多くて悩みますよね。特に人気の「キュート」と「エクセラ」、見た目は似ていますが中身は全くの別物です。
結論から言うと、瞬発的なパワーなら「キュート」、省エネで長時間使うなら「エクセラ」が正解。
安易に価格だけで選ぶと、「思ったより暖まらない」「電気代が気になって使えない」なんて後悔をしてしまうかもしれません。この記事では、両機種の決定的な違いを比較し、あなたの部屋とライフスタイルにベストな一台をズバリ提案します!
3分で分かる!「キュート」と「エクセラ」のスペック比較表
まずは、両機種の基本スペックを並べて見てみましょう。細かい数字を見るのが面倒な方も、ここだけ押さえておけば失敗しません。
最も大きな違いは、「最大ワット数(暖める力)」と「自動運転モード(賢さ)」の2点です。
| 項目 | サンルミエ・キュート | サンルミエ・エクセラ7 |
|---|---|---|
| 最大消費電力 | 800W(パワフル) | 700W |
| 運転モード | 2段階(強・弱) | 3段階(強・中・弱) |
| 自動運転 | なし | あり(自動モード) |
| タイマー | なし | 8時間オフタイマー |
| 特徴 | パワー重視のシンプル機 | 省エネ重視の高機能機 |
こうして見ると、単純な暖房能力の数値だけなら「キュート」の方が上に見えますよね。しかし、サンルミエの真骨頂である「日向ぼっこのような快適さ」を効率よく維持できるのは、実は「エクセラ」の方なんです。
それぞれの機種が持つ「性格」を、もう少し詳しく掘り下げてみます。
パワーとシンプルさの「キュート」
キュートの魅力は、なんといっても最大800Wというハイパワーです。
サンルミエシリーズの中でも高い出力を誇り、冷え切った部屋を立ち上げるスピード感があります。機能がシンプルな分、本体価格もエクセラに比べて少し手頃なケースが多いのも嬉しいポイントですね。
【キュートの性格】
- 「寒い!」と思ったらすぐに最大パワーで温めたい。
- 難しいボタン操作は苦手。スイッチ一つで動いてほしい。
賢さと省エネの「エクセラ(エクセラ7)」
一方のエクセラ(現在は「エクセラ7」が主流)は、最大出力こそ700Wですが、それを補って余りある「頭の良さ」を持っています。
最大の特徴は、室温に合わせて自動で「強・中・弱」を切り替えてくれる自動運転モード。これにより、無駄な電気を使わずに快適な温度をキープし続けることができます。
【エクセラの性格】
- 一度スイッチを入れたら、後は機械にお任せしたい。
- 長時間つけっぱなしにするので、電気代を抑えたい。
つまり、「馬力でグイグイ押すキュート」か、「技と頭脳でコントロールするエクセラ」か。この違いが、次の項目で解説する「電気代」に大きく関わってきます。
【電気代とパワー】賢く暖めるならどっち?コスパの真実
「パワーが強い=電気代が高い」というのは一般的な常識ですが、サンルミエのこの2機種に関しては、少し事情が違います。
結論から言うと、長時間使うなら、最大出力が低い「エクセラ」の方が暖かく、かつ電気代も安く済む可能性が高いのです。
一見矛盾して聞こえるこの理由を、パワーと電気代の仕組みから紐解いていきましょう。
瞬発力の「キュート」は操作次第
キュートの最大出力は800W。これは一般的な電気ストーブと比較しても十分な強さです。スイッチを入れた直後の立ち上がりは、700Wのエクセラよりも頼りがいがあります。
ただし、ここには「手動操作の罠」があります。
【キュートの弱点】
- 部屋が暖まった後、自分で「弱(400W)」に切り替える必要がある。
- 切り替えを忘れて「強(800W)」のまま使い続けると、電気代はどんどん跳ね上がる。
つまり、キュートで節約するには、ユーザー自身がこまめにスイッチを操作するマメさが求められるのです。「つい消し忘れる」「面倒で強のまま放置してしまう」という方だと、月末の請求書を見て青ざめることになりかねません。
持久力の「エクセラ」は自動で節約
対するエクセラ(エクセラ7)は、最大700W。数字だけ見ればキュートより弱いですが、遠赤外線ヒーターの特性上、一度部屋の壁や床が温まってしまえば、それ以上の強いパワーは必要ありません。
ここでエクセラの「自動運転モード」が火を吹きます。
【エクセラの強み(自動モード)】
- 最初は「強」で運転し、部屋が暖まると勝手に「中」や「弱」にシフトダウンする。
- 無駄な加熱をしないため、結果的にトータルの電気代が安くなる。
例えば、8時間つけっぱなしにした場合を想像してみてください。
ずっと800Wで走り続けるキュートと、状況に合わせて325W(弱)〜700Wを行き来するエクセラ。マラソンと同じで、ペース配分ができるエクセラの方が、エネルギー消費は圧倒的に少なくなります。
結論:コスパの分かれ道
短時間勝負ならキュート:
脱衣所やキッチンで「今すぐ寒い!」という時に30分だけ使うなら、パワーのあるキュートが優秀です。
長時間滞在ならエクセラ:
リビングや寝室で数時間〜半日つけっぱなしにするなら、本体価格が高くても、電気代の差額でエクセラの方が元を取れます。
本体価格の安さに惹かれてキュートを選んでも、リビングで長時間「強」運転を続ければ、結局高くついてしまいます。「どこで、何時間使うか」が、この2つを選ぶ最大の鍵と言えるでしょう。
結論!あなたの生活スタイルに合うのはこのモデル
ここまでスペックや電気代の違いを見てきましたが、最終的に「私にはどっちがいいの?」という疑問にズバリお答えします。
あなたの生活スタイルや使用シーンに合わせて、最適な一台を選んでください。
サンルミエ・エクセラ(エクセラ7)がおすすめな人
リビングや寝室など、人が長く滞在する部屋で使うなら、迷わずエクセラを選びましょう。
こんな人におすすめ!
- リビングでくつろぎたい:テレビを見たり食事をしたり、長時間過ごす部屋をポカポカにしたい。
- 寝室で朝まで使いたい: 8時間タイマーと静音設計、さらに自動モードでの温度調整は、就寝時に最適。喉も乾燥しにくいです。
- 操作は面倒、お任せしたい: スイッチ一つで快適な温度を保ってほしい、機械操作が苦手な高齢の親御さんへのプレゼントにも。
- ペットや赤ちゃんがいる: 常に一定の暖かさをキープできるので、体温調節が苦手な家族がいる家庭にピッタリです。
エクセラは「空気そのもの」ではなく「壁や床、人の体」を温める遠赤外線の効果を最大限に活かせる機種です。初期投資は少し上がりますが、毎日の快適さとランニングコストを考えれば、メイン暖房としての実力は間違いありません。
サンルミエ・キュートがおすすめな人
一方で、特定の場所や時間帯にピンポイントで暖を取りたい場合は、キュートの出番です。
こんな人におすすめ!
- 脱衣所や洗面所が寒い: お風呂上がりや朝の身支度など、短時間の利用に800Wのパワーが役立ちます。
- キッチンで足元だけ温めたい: 料理中の冷え防止など、自分がいる場所だけをサッと温めたい時。
- 子供部屋や書斎で: 6畳程度の狭い個室で、勉強や仕事中だけ暖めたい場合。
- 本体価格を抑えたい: 2台目としての購入や、予算重視でサンルミエの暖かさを試してみたい方。
キュートは「移動させて使う」イメージが近いです。軽量で持ち運びもしやすいので、「朝はキッチン、夜は脱衣所」といった使い回しにも適しています。ただし、切り忘れによる電気代の増加には注意してくださいね。
まとめ
サンルミエの「キュート」と「エクセラ」、どちらも日だまりのような優しい暖かさは共通していますが、得意分野ははっきりと分かれています。
- リビング・寝室で長時間まったり派 👉 「エクセラ(エクセラ7)」
- 脱衣所・キッチンで短時間スポット派 👉 「キュート」
冬の寒さは毎日のストレスです。乾燥や風の不快感がないサンルミエがあれば、家の中が一番ホッとする場所に変わります。あなたの暮らしにフィットする一台を選んで、今年の冬は芯から温まる快適な時間を手に入れてくださいね。
