エアコン選びで多くの方が重視する「省エネ性」と「お手入れのしやすさ」。電気代の高騰が気になる昨今、これらの性能は外せないポイントです。そんな中、日立の定番ブランド「白くまくん」から登場した注目のモデルが「RAS-ER2226S」です。

本機は主に6畳用を想定した2.2kWのベーシックなモデルでありながら、一歩先を行く最新の省エネ基準をクリアしていることで大きな話題を集めています。さらに、日立独自の強力なクリーン機能もバッチリ搭載。

今回は、この「白くまくん RAS-ER2226S」のリアルな評判や口コミの傾向をはじめ、気になる電気代、現在の価格帯、設置に関わるサイズ感まで、解説します。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

日立エアコン白くまくんRAS-ER2226Sの悪い口コミ・デメリット

どのような家電にもメリットがあれば、人によってはデメリットに感じられる部分もあります。まずは、事前に確認しておきたい注意点や割り切りが必要なポイントについて見ていきましょう。

フィルターの自動お掃除機能(ダストボックス式)は非搭載

本機には、エアコンが自動でフィルターのホコリをかき集めてダストボックスに回収してくれるような「フィルター自動お掃除機能」はついていません。そのため、定期的にフィルターを取り外してホコリを吸い取ったり、水洗いしたりという手動でのお手入れが必要です。

「完全にフィルター掃除の手間をゼロにしたい」と考えている方にとっては、少し物足りなさを感じるポイントになるかもしれません。ただし、後述する通りフィルター自体が汚れにくい工夫が施されているため、昔のエアコンに比べるとお手入れ自体は格段にラクになっています。

室内機にそこそこの「奥行き」がある

設置スペースやインテリアの観点から、サイズ感を気にする声もあります。本機の室内機は、奥行きが280mm(28cm)設計となっています。

近年の高性能なエアコンや、一部の超コンパクト・薄型モデルに比べると、壁に取り付けた際に少し前に飛び出して見えるような「存在感」を覚える人もいるようです。設置を予定している場所の周囲にカーテンレールや家具、ドアがないか、あらかじめ寸法に余裕があるかをしっかりと測っておくことが推奨されます。

発売直後は価格がやや高めに感じられることも

最新の機能を搭載したニューモデルということもあり、市場に登場した初期の段階では、型落ちの格安エアコンと比べると「価格が高め」という印象を持つ方がいるのも事実です。価格の安さだけでエアコンを選びたいという場合には、予算オーバーに感じられる場合があります。

日立エアコン白くまくんRAS-ER2226Sの良い口コミ・メリット

続いて、本機に期待を寄せている声や、実際に注目されているメリットをご紹介します。

2027年度の新しい省エネ基準を達成!電気代への期待感

最も多くの注目を集めているのが、2027年度を目標年度とした新しい省エネ基準をしっかりと達成している点です。

「電気代がどんどん上がっているので、少しでも家計に優しいエアコンを選びたかった」「ベーシックなモデルなのに、最新の省エネ基準をクリアしているのは頼もしい」といった声が上がっています。夏場や冬場に毎日長時間エアコンをつけるご家庭にとって、この省エネ性能は非常に大きな安心材料となっています。

室内機だけでなく「室外機」まで凍結洗浄できる清潔さ

日立の代名詞とも言える「凍結洗浄」機能が、室内機だけでなく室外機にも対応している点が大好評です。

「エアコン内部のカビやホコリがずっと気になっていたけれど、自動で熱交換器を凍らせて洗い流してくれるのが嬉しい」「室外機まで掃除してくれるエアコンは少ないので、これなら長く効率よく使えそう」と、衛生面を最優先にしたいユーザーから熱い支持を得ています。

ステンレス採用で内部が汚れにくい

風の通り道にステンレスが使われている点も好印象を持たれています。一般的なプラスチック製のエアコン内部に比べてカビや油汚れが付きにくく、除菌効果も期待できるため、「吹き出す風がいつでも爽やかに感じる」「精神的な安心感が違う」と評判です。

日立エアコン白くまくんRAS-ER2226Sの機能や特徴

「RAS-ER2226S」が持つ具体的な機能と、スペックについて詳しく整理しました。

項目詳細スペック・内容
型番RAS-ER2226S(主に6畳用 / 2.2kW)
室内機サイズ幅798 × 高さ295 × 奥行280 mm(質量:9kg)
室外機サイズ幅658(+60) × 高さ530 × 奥行275(+54.5) mm(質量:21.5kg)
目安価格帯約130,000円 〜 160,000円前後(工事費等の条件による)
年間電気代目安約17,000円前後(使用環境による)
主な独自機能凍結洗浄Light、ステンレス・クリーン、くらしセンサー(日射)

1. [凍結洗浄 Light](室内機・室外機対応)

熱交換器を急激に冷やして一気に凍らせ、その後たくわえた霜を溶かすことで、内部にこびりついたホコリや油汚れを自動で洗い流す機能です。

特筆すべきは、外に置いてあって汚れやすい「室外機」の熱交換器も凍結洗浄してくれる点です。室外機の目詰まりを抑えることで、エアコンの運転効率が落ちるのを防ぎ、結果として無駄な電力消費を抑えることにつながります。

2. [ステンレス・クリーン システム]

エアコン内部の通風路、フラップ(上下の風向板)、そしてフィルターに汚れにくいステンレスを採用しています。ステンレスは帯電しにくく滑らかなため、ホコリが吸着しにくく、菌やカビの繁殖を大幅に抑制してくれます。

3. くらしセンサー(日射センサー)

お部屋に差し込む日差しの変化をリアルタイムで感知するセンサーです。

例えば、急に雲がかかって日差しが弱くなったときや、夕方になって外が暗くなってきたときなど、お部屋の温度変化を先回りしてキャッチ。冷やしすぎを防ぐように自動で運転パワーを調整してくれるため、快適性を保ちながら、電気代のムダを省くことができます。

4. [シーズン前自動点検]&[内部送風乾燥運転]

冷房を本格的に使い始める前の時期に、故障や異常がないかを自動でセルフチェックしてくれる便利な機能を備えています。また、普段の運転停止後には、エアコン内部をしっかりと乾燥させる「内部送風乾燥運転」が働き、カビが発生しにくい環境を作ります。

おすすめの人・おすすめしない人

口コミの傾向や製品の仕様から見えてきた、本機が「向いている人」と「向いていない人」をまとめました。

おすすめする人

  • 毎月の電気代を少しでも抑えたい人
    2027年度の厳格な新省エネ基準をクリアしているため、標準クラスのエアコンの中では優れた省エネ性を発揮します。電気代を賢く節約したい方にぴったりです。
  • エアコン内部のカビや風のニオイに敏感な人
    [凍結洗浄 Light]と[ステンレス・クリーン]のダブルの効果により、内部を非常に清潔に保ちやすくなっています。「エアコンをつけるとカビ臭い気がする……」といったストレスから解放されたい方におすすめです。
  • 日当たりの良い部屋や、時間帯で室温が変わりやすい部屋に設置する人
    日射センサーが賢く運転をコントロールしてくれるため、南向きのリビングや子供部屋、寝室など、日中の室温変化が大きい環境で真価を発揮します。

おすすめしない人

  • フィルター掃除の手間を完全に無くしたい人
    フィルターに溜まったホコリを自動でダストボックスに集める機能はないため、手動での定期的なお手入れが必要です。「お掃除ランプが点灯したら捨てるだけ」という手軽さを最優先したい方には、上位クラスの自動お掃除機能付きモデルが向いています。
  • 壁からの出っ張りが少ない、超薄型エアコンを探している人
    室内機の奥行きが280mmあるため、設置場所によってはやや前にせり出して見えることがあります。空間をできるだけ広く見せたい、薄さを極限まで求めたいという場合には、別のコンパクト特化モデルを検討した方が良いでしょう。

よくある質問(FAQ)

購入を検討されている方からよく寄せられる疑問にお答えします。

Q1. フィルター自動お掃除機能がないと、お手入れは大変ですか?

A1. 本機には自動お掃除機能はありませんが、採用されている「ステンレスフィルター」は網目が非常に細かく、表面がフラットな仕様になっています。そのため、ホコリが奥まで入り込みにくく、掃除機で吸い取ったり、サッと拭き取ったりするだけで簡単綺麗になります。従来の一般的なプラスチック製フィルターに比べると、お手入れの負担は大きく軽減されています。

Q2. 年間の電気代はどれくらいが目安ですか?

A2. お住まいの地域や部屋の断熱性、使用頻度によって異なりますが、一般的な目安としては年間で約17,000円前後となります。本機は「ecoこれっきり運転」や日射センサー、さらに室外機の凍結洗浄によって運転効率を維持できるため、ベーシックなエアコンの中では電気代のムダが非常が出にくい設計です。

Q3. 価格に見合ったメリットはありますか?下位モデルとの違いは何ですか?

A3. 日立のさらにシンプルな下位シリーズと比較すると、本機(ERシリーズ)は「2027年度新省エネ基準の達成」と「日射センサーの搭載」という大きな強みを持っています。初期の購入価格は下位モデルより高くなる傾向がありますが、日々の電気代を抑えられること、 Hester室外機までしっかり自動洗浄できる耐久性を考えれば、中長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

まとめ

日立の「白くまくん RAS-ER2226S」は、フィルターの自動お掃除機能こそ省かれているものの、エアコンにとって最も重要とも言える「省エネ性」と「内部の清潔さ」をハイレベルで両立させた、極めて完成度の高いベーシックモデルです。

1台あたりの初期費用(価格)や設置時の奥行き(サイズ)といった注意点をクリアできれば、新しい省エネ基準による「電気代の安さ」や、「室内・室外機のダブル凍結洗浄」という他にはない大きな恩恵を受けられます。

「高すぎる最高級機はいらないけれど、電気代が安くて、中がカビにくく、長く安心して使えるエアコンが欲しい」というワガママな要望に、見事に応えてくれる1台です。これからのエアコン選びの候補として、自信を持っておすすめします。

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